鈴木 弘子(アメフト選手)

Women's Professional Football Player ☆ Betty Suzuki

Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ディフェンスプレーヤー

今までの練習は、ずっとVsスコーピオンズを想定しての練習だった。今週からは、Vsダラス。ダラスダイアモンズは、緒戦97−0という笑っちゃうようなスコアで、創設2年目のニューメキシコを下した。2004,05のチャンピオンでもある。そして私が唯一勝てなかったチームでもある。

アマゾンズは、今まで一度もダラスを当たったことがない。コーチまでもが「ダラスはどう?」って聞く。つまりジェシカの凄さを知らないのだ。ランニングバック・ジェシカは、180センチ以上、100キロ以上。毎試合400ヤードは走っている。見た目は速そうじゃないんだけど、なぜか止まらないんだよね。

そんなジェシカを抱えておきながら、ダラスはリードブロッカーをたくさんつけるのが好き。女子フットボールを制するのはどのリーグもこんなチームだ。強いチームは、選手も辞めないし、トライアウトにもたくさん来るし、スポンサーも集まりやすい。ダラスの強みは、でかいタイトエンド。(もちろんオフェンスラインはもっとでかい)ダブルタイトのフォーメーションでも、両タイトエンドが180センチ100キロはある。高校時代バスケやってて、スター選手だったけど、やめて太っちゃったタイプの選手達な訳。私ったら、ディフェンスエンドだから、そんな選手を掻き分け、フルバックに掌底を喰らわせ、ジェシカにたどり着くのは、至難の業。で、たどり着いた頃には、きっとヘロヘロな訳だ。でも今季、唯一ディフェンスのみ。考えてみたら、アメリカ来て、こんなこと初めてだわ。100%ディフェンスで、頑張ってみようと思う。

勝つ方法

超むかつく!
オフェンスコーディネーターは、負けた原因を私のせいにしようとした。いきなりでかい声で「ベティ前に出ろ!」と言った、ヘッドコーチが止めた。フィールドゴールのとき、私がキッカーに当たって、反則を取られたことをみんなの前を怒り始めた。「だから、負けた。」と言った。殴りかかろうかなぁと思ったけど、どうでも良いチームなんで辞めといた。ヘッドコーチが、もう一度制すると黙った。

確かに私が悪いけど、フィールドゴール入ったけど、ファーストダウンが取れるんで、スコーピオンズは反則を取った。ゴールまで4ヤードくらいだったと思う。最初の攻撃、ダイブ、私のソロタックルで、スクリメージ前で止めた。2回目の攻撃、ブラスト。3人でタックルし、相手のファンブル、私もアシストしていた。そのとき得点は入らなかった。結果よけりゃいいじゃん、運も実力のうちさ!

だいたいあんたのオフェンスが1点もいれられなかった上、インターセプトタッチダウンされ、更にあんた達がルールも知らんから負けたんじゃん。わかってるから、攻撃されないように誰かのせいにしようとしてるんでしょ、きっと。

練習の後で、「次は3点くらい取ってよね」って言おうかと思ったけど、大人げないので、やめといた。

ホントに勝ちたいなら、彼を辞めさせて、私をオフェンスラインにいれればいいのに。

私は楽しい!

開幕前最後の練習。ユニフォームをもらい、HP用の写真を撮った。で、どの人がオーナーだか、やっとわかった。

練習は、???マークがいっぱいで、これじゃいかんので、ついに、プレーブックをもらうことにした。

タイトエンドの選手が、「ベティが来たから、もうディフェンスエンドには入らなくていいから」と言われてた。それが聞こえたのか、ほかの選手に「去年はセンターだったのに、どうしてうちのチームに来て、ディフェンスエンドなの?」と聞かれた。私がオフェンスコーチとバトルしたときいなかったのであろう。私は「さあ?」と答えて、「オフェンスのほうが私には簡単なんだけどね」と一応アピールした。

ディフェンス好きの選手が多いので(特にラインは)私が何か希望を出してディフェンスしかやってないと思われちゃ大変だ。オフェンスの方が好きというのも角がたつし、おせっかい者が、「ベティがオフェンスやりたいって言ってる」とコーチに言いかねない。私はどっちでもいいんだけど、チームが私をディフェンスエンドって決めたのよ。という姿勢を貫くことにする。

練習後、ミーティングルームに移動して、緒戦にあたってのいろいろな注意を聞く。まあどのコーチも言うことは同じだが、アマゾンズのヘッドコーチは、「うちの選手はアスリート!」をやたら強調する。「チーム!チームワーク!チーム!」と言う中、珍しい。ので、私の他、数名の選手が特別扱いだ。そんなところが、選手があまり楽しそうじゃなく見える・・・に繋がっているのかもしれない。

あと2回

練習日。6時から始まるんだけど、時間が時間な上、距離も距離。2時間みなくちゃならない。だがしかし、去年は、ウエストLAからサンディエゴまで週3回通ってたんだよねぇ、狂ってる!

混んでて遅れてしまって、今日は保険屋が練習に来る日だったんだけど話す機会がなかった。月$39.99で、フットボールによる怪我もカバーしてくれるって・・・そっちに乗り換えたかったのに。

練習は今週はヘルメットのみ。QBは3人いる模様。今日の子が一番上手でガタイも良いけど、一番練習に来ていない。本番は誰を使うんだろ。

やっとヘルメットをもらった。

そうそうに

練習に行くと、オーナー(たぶん)が待ち受けてたように、契約書を渡してきた。名言を避けつつ、一応受け取る。

練習が始まった。まずはポジション練習、もちろん私はラインに入った。オフェンスコーチがレシーバー、バック陣を見て、ディフェンスコーチがラインを見て、ヘッドコーチは私につきっきりだ。

どうやら私はディフェンスエンド要因らしい。昨WPFLシーズンはセンターだったのだが、プレシーズンマッチの時、Vsアマゾンズ戦で、ディフェンスエンドに入った。大げさでなく、右半分のプレーは私が止めた。この印象が強かったようだ。ディフェンススタートは初めての経験だ。

オフェンスの練習が始まった。オフェンスタックルに入れられた。年寄りのコーチが、ランプレーは「肩で当たれ」と言った。気に入らなかったが、肩で当たった。更に彼は「手は使うな」と言った。「は〜?」私は「あんたの指導は間違っている。そんな昔のテクニックは使えない。」と言うと彼は激怒した。「ランプレーは肩、パスのときは手を使って良い」と言うので、「そんな20年前のテクニックに私は戻せない。」と言うと、ヘッドコーチも激怒し「CAN’Tと言う言葉を練習では使うな」と言うので、「私は間違ったテクニックを使えない。オフェンスラインは出来ない」などなど、少ない英語のボキャブラリーの酷使し、CAN’Tを使いまくった。「もう良い」とオフェンスラインを外された。

今までは、ディフェンスのほうが試合中の言葉のコミュニケーションが難しい。オフェンスラインはプレーブックさえ覚えれば試合中の英語によるコミュニケーションは少ない。オフェンスラインで結果を出して、自分の趣味としてディフェンスもやりたい。って感じだった。逆にいえば、ディフェンスで結果を出す自信がなかった。が、今季のフル両面経験でかなり自信がついた。ディフェンスでも結果を出せる。だったら、ディフェンスをやりたい!と思ったので、ちょうど良かった。(負け惜しみじゃなくてね)

幸いディフェンスコーチは私を買ってくれてるし、唯一若い。彼の辞書には「話し合い」って言葉も持ち合わせている(ようだ)。自分に自信のない人はこの言葉を持ち合わせていないのに、そう言う人に権力を与えてしまうと、横暴、独り善がりになる。向上心もなくなり守りに入る。いや向上心はあるのだが、そのための努力が素直に出来ず、曲がった努力をしてしまうのだ。

練習二度目、ふと思ったが、このチームの選手達、あまり楽しくなさそうだ。コーチのせいなのかなぁ。
BLOG RANKING